After EffectsでGIFアニメーションを書き出せない・・・
今回は、上記のお悩みを解決します。
After Effects(アフターエフェクト)では、色々な形式で動画ファイルを書き出せますが、GIFアニメーションはAfter Effects上で書き出せないんですよね。
そこで今回は、できるだけ簡単にGIFアニメーションを書き出す方法を3つご紹介していきます。
- 『Adobe Media Encoder』でGIFアニメーションを直接書き出す※最短&簡単
- After Effectsで書き出した動画を『Photoshop』でGIFに変換する
- After Effectsで書き出した動画をウェブ上のツールでGIFに変換する
方法1:Adobe Media EncoderでGIFアニメーションを書き出す
一番簡単&ほぼ直接GIFアニメーションを書き出せる方法は、『Adobe Media EncoderでGIFアニメーションを書き出す』やり方です。
- After Effectsのファイル>書き出し>「Adobe Media Encoderキューに追加」を選択
- Media Encoderの書き出し形式を『アニメーションGIF』に変更
- Media Encoder右上の再生ボタンを押して、書き出し
1.After Effectsのファイル>書き出し>「Adobe Media Encoderキューに追加」を選択
まずはGIFアニメーションとして書き出したいファイルをAfter Effects(アフターエフェクト)で開き、「ファイル>書き出し>「Adobe Media Encoderキューに追加」の順に選択します。
すると自動的にAdobe Media Encoderが開くので、少し待ちましょう。
2.Media Encoderの書き出し形式を『アニメーションGIF』に変更
Adobe Media Encoderが開いたら、書き出し形式を変更していきます。
『形式』の箇所にある▽マークをクリックし、最下部の『アニメーションGIF』を選択します。
デフォルトで「H.264」となっている箇所です。ちなみにH.264=MP4のこと。
3.Media Encoder右上の再生ボタンを押して、書き出し
最後に、Media Encoder右上の再生ボタンを押して、書き出しましょう。
After Effectsの動画をアニメーションGIFに変換する方法としては、間違いなくこれが一番簡単です。
↓ちなみに、今回出力したGIFはこちらです。
4.(おまけ)ファイルのサイズを小さくする方法
GIFアニメーションのサイズを小さくしたいときは、書き出し設定>ビデオの項目を編集してみましょう。
それぞれ右側のチェックマークを外せば編集できます。
- フレームレートを下げる
- 縦横サイズを小さくする
方法2:After Effectsで書き出した動画を『Photoshop』でGIFに変換する
続いて紹介するのは、Photoshop(フォトショップ)を使ったやり方です。
Photoshopを持っていない方は「方法1」か、次に紹介する「方法3」を試してください。
- After Effectsで動画を書き出す
- 書き出した動画をPhotoshopで開く
- Photoshop上で「ファイル>書き出し>Web用に保存」の順に選択
- 書き出し形式を「GIF」に設定して、書き出し
1.After Effectsで動画を書き出す
まずはGIFアニメーションにしたい動画をAfter Effects上で書き出します。
書き出し形式はなんでもいいですが、「H.264」または「MOV」がおすすめです。
- After Effects上で「ファイル>書き出し>Adobe Media Encoderキューに追加」を選択
- After Effects上で「ファイル>書き出し>Adobe Media Encoderキューに追加」を選択
- データ形式を変更:「H.264」
- 右上の再生ボタンを押して書き出し実行
2.書き出した動画をPhotoshopで開く
動画が書き出せたら、Photoshopで動画を開きます。
Photoshopを開いた状態で、動画ファイルをPhotoshop上にドラッグ&ドロップすればOKです。
3.Photoshop上で「ファイル>書き出し>Web用に保存」の順に選択
続いて、Photoshop上で「ファイル>書き出し>Web用に保存」の順に選択します。
4.書き出し形式を「GIF」に設定して、書き出し
書き出し形式が「GIF」になっていることを確認し、『完了』をクリックして書き出しましょう。
『保存…』をクリックすれば、ファイルの保存先を変更できます。
方法3:After Effectsで書き出した動画をウェブ上のツールでGIFに変換する
最後にご紹介するのは、After Effectsで書き出した動画をウェブ上の無料ツール「動画をGIFに変換」を使ったやり方です。
- After Effectsで動画を書き出す(MP4がおすすめ)
- 「動画をGIFに変換」にアクセス
- 『ファイルを選択』から動画をアップロード
- 必要事項を入力し、『GIF生成』をクリック
- 『ダウンロード』をクリックして保存
1.After Effectsで動画を書き出す(MP4がおすすめ)
まずはGIFアニメーションにしたい動画をAfter Effects上で書き出しましょう。
おすすめの出力形式は「H.264(=MP4)」です。
2.「動画をGIFに変換」にアクセス
動画が用意できたら、ウェブサイト「動画をGIFに変換」にアクセスします。
3.『ファイルを選択』から動画をアップロード
ページ右側のボタン『ファイルを選択』をクリックし、GIFアニメーションに変換したい動画をアップロードします。
4.必要事項を入力し、『GIF作成』をクリック
必要事項を入力し、『GIF作成』ボタンをクリックしましょう。
すると、十数秒~数十秒かかってGIFが作成されます。
5.『ダウンロード』をクリックして保存
GIF作成が完了すると、ページ下部にダウンロードボタンが表示されます。
『ダウンロード』をクリックして、作成されたGIFアニメーションを保存しましょう。
After EffectsでGIFアニメーションを書き出す方法まとめ
今回は、After Effects(アフターエフェクト)でGIFアニメーションを書き出す方法を3つご紹介しました。
After Effects上では直接GIFが書き出せないものの、他のツールと組み合わせれば、非常に簡単にGIFアニメーションは作れます。
ぜひご自身にあったやり方を試してみてくださいね。