After Effects(アフターエフェクト)で作業していると、「動画素材を倍速させたい」「スロー再生したい」と思うことがありますよね。
実は、After Effectsの『時間伸縮』という機能を使えば、30秒もかからずに速度調整ができます。
本記事では、After Effectsの『時間伸縮』を使って動画素材を「倍速・スロー再生」など速度調整する方法をご紹介します。
目次
時間伸縮を使って「倍速・スロー再生」させる方法
まずは、コンポジションに動画素材を入れた状態で素材を右クリックし、「時間→時間伸縮」の順に選択します。
「時間伸縮」をクリックすると、下記のようなメニューが出てきます。
メニューの「伸縮比率」を調整することで、動画素材の再生スピードを変えることができます。
元のデュレーション | 動画素材の元の動画時間です |
伸縮比率 | 50%にすれば2倍速になり、200%にすれば1/2倍速になります。元の値は100%です。 |
新規デュレーション | 希望の動画時間を入力すれば、動画を倍速・スロー再生できます。 |
基準にする時点 | 時間伸縮の基準点を設定します。基本的に「レイヤーインポイント」のままでOKです。 |
動画素材を「倍速」させるには伸縮比率を下げる
動画素材を「倍速」させるには伸縮比率を下げます。
例えば、伸縮比率を『50%』にすれば、動画素材は2倍速で再生されるようになります。
動画素材を「スロー再生」するには伸縮比率を上げる
反対に、動画素材を「スロー再生」するには伸縮比率を挙げます。
例えば、伸縮比率を『200%』にすれば、動画素材は半分の速さでスロー再生されるようになります。
まとめ:動画素材を倍速・スロー再生させるには「時間伸縮」
今回は、After Effectsで動画素材を倍速・スロー再生させる方法についてご紹介しました。
時間伸縮を使えば、わずか30秒足らずで動画の再生速度を調整できます。ぜひご活用くださいね。
他にもAfter Effectsに関する活用記事を挙げているので、よければご覧ください。