【書評No.2】『多動力』1秒残らず人生を楽しみきるための、生き方

[rakuten id=”book:18583852″ kw=”多動力 全産業の“タテの壁”が溶けたこの時代の必須スキル 堀江貴文”]
この記事はこんな人にオススメ
  • 『多動力』を買うか迷っている
  • 『多動力』の要約や感想を読みたい

あなたは今の仕事にワクワクしていますか?

昨今話題になっている「多動力」という言葉ですが、「ホリエモン」こと堀江貴文氏が著書を発売したことで有名になりました。

 多動力を身につけると、「仕事」と「遊び」の境界が次第になくなり、1日24時間がワクワクで埋め尽くされる。目的なんかなくなり、ただ夢中で日々を過ごすことになる。

多動力

堀江氏いわく「多動力」とは、命が果てるまで、1秒残らず人生を楽しみきるための生き方です。

今回は常に話題の中心にいる男、堀江貴文氏が書いた『多動力』を3つのポイントに分けてご紹介します。

ポイント①これからの時代は「多動力」が最も大切な能力

「多動力」とは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことです。

次の理由から「多動力」は、かつてマイナスな能力として捉えられがちでした。

・次から次に興味が移り変わってしまい、落ち着きがない
・やるべきことより、やりたいことばかりしてしまう
・物忘れが多く、よく物をなくす

しかし、これからの時代は「多動力」こそが最も必要な能力だと著者は言います。
その理由を1つ目のポイントで解説していきます。

産業ごとの“タテの壁”が崩壊する

かつての産業は「垂直統合型モデル」が主流でした。
垂直統合型モデルとは、一言でいえば全て自前で行うビジネス、タテ型ビジネスのことです。

しかし、インターネットの急速な発達により、ありとあらゆる「モノ」がインターネットにつながるようになってきました。
IoT(Internet of Things=モノのインターネット)という言葉はもはや有名ですが、本来無縁そうに見えた産業にもインターネットが行きわたったことで、あらゆる産業の“タテの壁”が崩壊し始めています

 たとえば、テレビとインターネットがつながると、テレビはスマホアプリの一つになり、電話やフェイスブックと同じレイヤーで競争することになる。フジテレビのライバルは日本テレビではなく、恋人からのLINEになるのだ。
 また自動車がインターネットにつながり、自動運転が進めば、もはや自動車の形である必要は無くて、ただの異動する椅子になるかもしれない。このとき、自動車業界もインテリア業界もタテの壁はなくなる。

多動力

「多動力」を持った「越境者」が求められる時代

タテの社会が崩壊した先の時代に求められるのは、各業界の壁を軽やかに越えていく「越境者」です。

インターネット出現前は「情報」自体に価値があり、それを得るための修行や下積みに耐えることが美学とされていました。
しかし現代では、もはや「情報」単体の価値は低く、
業界の垣根を越えてとにかく挑戦しようという行動力とアイデアを進化させる力(=多動力)が求められます。

つまり現代に求められる「越境者」に最も必要な能力こそが、次から次に自分が好きなことをする「多動力」だということです。

ポイント②「多動力」を持つ人になるための考え方

2つ目のポイントでは、「多動力」を持つ人になるための方法・考え方を3つご紹介します。

「100万人に1人」のレアカードになる

元リクルートの藤原和博さんが唱えている「レアカードになる方法」では、一つのことに1万時間取り組めば誰でも「100人に1人」の人材になれると言います。

1万時間とは、1日6時間やったとして5年です。

つまり5年集中すれば、その分野ではレアカードになれるということですね。

ここで軸足を変えて別の分野に1万時間取り組むことで、
「100人に1人」×「100人に1人」=「1万人に1人」の人材になれます。
これで更にレアカードになりました。


「100人に1人」を何度も繰り返していくことで、あなたのレア度はどんどん上がっていくことになりますね。

もはや、産業ごとの”タテの壁“は崩壊していくのだ。
「この肩書きで一生食っていく」などと言っている人は、自分で自分のキャパシティを狭めてしまっているだけだと思う。肩書が一つしかない名詞なんて、さっさとゴミ箱に捨ててしまおう。

多動力

「完璧主義」ではなく「完了主義」を目指す

時間がかかってでも一つの仕事を完璧に仕上げる人と、80%の力で仕事を終わらせて次に取りかかる人。

どちらが正しい働き方ということはありませんが、
「一つひとつの仕事に全力投球しなければ不誠実だ」と考えるバカ真面目が多すぎると著者は言います。

常に全力で走っているサッカー選手は二流である。
試合開始から全力を出し続けていては、肝心のチャンスで100%の力を発揮することはできない。メッシのような超一流選手は90分の試合のうち大半をサボっていて、ここぞというときに一瞬のスキをついて得点を奪う。

多動力

少なくとも、大量のプロジェクトを動かすような「多動力」を身につけるためには、
「完璧」よりも「完了」を目指すべきかもしれませんね。

「ハマっては飽きる」を繰り返す

「多動力」の源泉は好奇心と集中力です。

何か一つのことに「ハマる」のは多動力とは少し異なる力ですが、著者は本書の一節で「ハマる」についてこのように説明しています。

何か一つのことに極端なまでに夢中になれば、そこで培った好奇心と集中力が他のジャンルでも同じように生かされる。

多動力

まずはなんだっていい、一つのことにサルのようにはまってみよう。

多動力

そして、「飽きる」ということも決して悪いことではありません。
飽きやすいというのは、言い換えると「飽きるまでの成長がはやい」ということです。

ここで重要なのは、何でもかんでもいっぺんに手を出せばいいという訳ではないということです。

まずは一つのことで80点を取れるようになるまで全力投球する。
一度深くまでハマり、あっさり次へと移ることで、80点を取れるもの(=肩書)をいくつも持つことが大切だということですね。

ポイント③「多動力」を身につけるための具体的な仕事論

考え方を知って満足するだけでは、自分は何も変わりません。

最後のポイントでは、本書で紹介されている「多動力」を身につけるための
具体的な仕事論のうち、わたしが最も重要だと思ったものを1つご紹介します。

「ワクワクしない時間」を減らす

限られた時間をいつも多動でいるために最も大切なことは「ワクワクしない時間」を減らすことです。
ここでいう「ワクワクしない時間」とは、決して仕事だけに限りません

自分の1日のタイムスケジュールを一度書き出してみるといい。24時間のうち、自分がワクワクしないことにどれほどの時間を費やしているだろう?家事や通勤時間、経費精算など嫌々やっていることは、一つひとつ減らし、1日24時間をワクワクで埋め尽くそう。

多動力

わたしはここが一番の肝であり、実行に移せない人が一番多いポイントなのではないかと感じました。

お金が無いから諦める、というのはなんだか現実から目を背けている気がしませんか?
本書を読んで、ぜひ自分なりの答えを見つけてみてください。

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『多動力』まとめ

今回はホリエモンこと堀江貴文氏のベストセラー『多動力』をご紹介しました。

本書は一度読んだら終わりというタイプの本ではなく、わたしは1年に1回程度のペースで読み返しています。
就職や転職、結婚といった人生の転機など、自分にとって大事な節目に差しかかったタイミングで読み返すことをオススメします。

大切なのは、実践すること。

『多動力』を身につけて、人生を1秒残らず楽しみ切りましょう!

それでは、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

今回の書籍情報

<オススメ度>★★★★☆

<ジャンル>自己啓発、仕事論

【著者】堀江 貴文
【出版社】株式会社幻冬舎
【発行日】2017年5月30日
【ページ数】226ページ

【目次】

  • 第1章 一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
  • 第2章 バカ真面目の洗脳を解け
  • 第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
  • 第4章 「自分の時間」を取り戻そう
  • 第5章 自分の分身に働かせる裏技
  • 第6章 世界最速仕事術
  • 第7章 最強メンタルの育て方
  • 第8章 人生に目的なんていらない