伝わる文章は「たった3つのレシピ」があれば書ける|世界一ラクにスラスラ書ける文章講座

 
過去のいえすまん
文章が上手に書けなくてツラいです!
助けてください!
 
 
いえすまん
もしかしてあなたは、文章を「自由に」書いていませんか?
たった3つのレシピで、スラスラと分かりやすい文章が書けるようになりますよ!

この記事を開いたあなたは、「文章が上手に書けない」という悩みを抱えているのではないでしょうか。
私も文章を書くのが本当に苦手でした。ですが、今回紹介する3つのレシピを実践するようになり、今ではブログやnote、音声配信など、毎日5000文字以上の文章を書けるようになりました。

たった3つのレシピを身につけるだけで書くことが格段に上手になり、楽しくなる。
今回は『世界一ラクにスラスラ書ける文章講座』という本の中で紹介されている「3つのレシピ」をご紹介します。

 

  • 文章を書くのに時間がかかってしまう
  • 『結局何が言いたいの?』とよく言われる
  • 文章を書くのが苦痛で仕方ない

あなたの文章が伝わらないのは「自由に」書こうとするから

日本の学校教育では、「読書感想文」や「作文」で文章の練習をすることが多いですよね。
そして、学校の先生の大半が「自分の思ったことを自由に書きなさい」というアドバイスをしてくれます。

実はこの「自由に書く」というのが非常に難しく、文章を書くのが苦手な人を多く生み出す要因の一つです。

レシピ無しで料理を作るのは難しい

料理をしたことのない人に食材だけ渡して「自由においしい料理をつくってね」と指示しても、
おいしい料理をつくるのが難しいことは想像できますよね。

それと同様に、「自由に書いた文章」では相手に伝わる文章になりません
自由に書いた文章のほとんどは、読みづらく、伝わりにくい文章です。

 
いえすまん
料理と同じように、文章にもレシピが必要ということ!

相手に伝わらない文章の2つの特徴

自由に書いた文章=相手に伝わらない文章には、2つの特徴があります。
「思いつくままに書いていること」と、「なんとなく時系列順に書いていること」です。

2つの特徴の共通点は、書き手側の都合で文章を書いていることなんです。
逆に言えば、読み手が受け取りやすいように文章を書くということを意識するのが大切です。

 

伝わる文章に必要なのはたった3つのレシピ

 

『世界一ラクにスラスラ書ける文章講座』では、
伝わりやすい文章を書くレシピを3つに絞って紹介しています。

  1. レシピ①:ストレスフリーで読める「列挙型」
  2. レシピ②:ぐんぐん納得度が高まる「結論優先型」
  3. レシピ③:相手の心を動かす「ストーリー型」

世の中には、細かく分けると数十種類以上の文章レシピがあると言われています。
ですが、どれだけたくさんのレシピを知っていても、使いこなせなければ意味がありません。

『世界一ラクにスラスラ書ける文章講座』で大切にしているのは、レシピを知ることではなく、「使いこなすこと」です。

 

スポーツも芸事も仕事も「守破離」が基本

 

守破離という言葉をご存じでしょうか。
物事の成長について表現した言葉で、今回紹介する3つのレシピは守破離の「守」にあたります。

つまり、「守」=基礎をしっかり身につけることで、
レシピを組み合わせたり(=破)、自分なりのレシピを生み出す(=離)ことが可能になってきます。

  • 「守」:師の流派の教えや型、基本、技などを忠実に守り、確実に身につける段階。
  • 「破」:ほかの師や流派の教えについても考え、いいものを取り入れながら審議を発展させる段階。
  • 「離」ひとつの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階を指します。

レシピ①ストレスフリーで読める「列挙型」

伝わりやすい文章を書く1つ目のレシピは「列挙型」。
「列挙型」とは、あるひとつのテーマについて、いくつかのポイントに分けて伝えるレシピです。

冒頭で、伝えたいことの全体像と列挙するポイントの数を伝え、ポイントを一つずつ順番に説明します。

冒頭で全体像を伝える

まずはじめに、この先でいくつのポイントを挙げるのか、具体的な数を伝えます。
そうすることで、読む人の心の準備が整い、文章を受け取りやすくなります。

「話の全体像を伝える」ことは、道に迷わないよう地図を渡してあげるようなものです。
地図を渡された相手は、話の進む方向をあらかじめ把握することで、続きの話に集中しやすくなるということですね。

列挙する数は2つ~7つまで、重要度の高い順に。

列挙型で挙げるポイントの数は、2つ~7つがオススメです。
いくら簡潔に説明しても、列挙項目が8つ以上になると、数の多さが心理的な負担になってしまいます。

また、重要度の高い順に列挙することも大切です。
思いついた順に書くよりも、重要度の高い順に列挙することで、より伝わりやすい文章になります。

レシピ②ぐんぐん納得度が高まる「結論優先型」

伝わりやすい文章を書く2つ目のレシピは「結論優先型」。
結論優先型とは、はじめに結論を示したうえで、その結論についての考えや具体例を書き進めるレシピです。
「結論→理由→具体例」と流れていく文章は、読み手の納得度を高めることができます。

伝えることを、はじめに明確にする

人が文章を読む際、最も高い集中力を発揮するのが、はじめの数十秒です。
数十秒の間に、興味深い結論を伝えてあげることで、続きの文章を読み進めてもらえることに繋がります。

結論優先型は、書き手にとってもメリットが大きい

結論優先型では、最初に結論を示す必要があります。そのため、書き手は「自分が伝えたいことは何か」を意識せざるをえません。

結論を明確にする作業は、自分の頭の中を整理する作業です。
この作業を最初に済ませておくことで、「伝わらない文章」になるのを防ぐことができます。

レシピ③:相手の心を動かす「ストーリー型」

伝わりやすい文章を書く3つ目のレシピは「ストーリー型」。
ストーリー型とは、エピソードを、読み手の共感を誘うために”ドラマ仕立て”に表現するレシピです。
冒頭で主人公のマイナスなエピソードを書いたのち、そこからの転機、進化や成長の道筋を描くことでハッピーエンドへと向かわせます。

はじめにマイナスを語ることで、相手の共感を誘う

多くの人が、自分の中に弱さを持っています。
はじめにマイナスなエピソードを語ることで、主人公の弱さと読み手の中の弱さが共鳴し、共感を得られます。
また、主人公のマイナス時代を知っていることで、成長した時に「明るい未来」を感じさせることができます。

メッセージは、それ単体では輝けない

メッセージは、それ単体では輝けません。マイナスを克服したプロセスがあるからこそ、鮮やかに光ります。
もしあなたが、読み手にメッセージを伝えたいなら、メッセージを抱くに至った経緯を伝えることが大切です。

 

すべての文章は1行ライティングから始める

 

どんな文章でも、書き手が自分の言いたいことを1行で表現できていないとしたら、その事柄の「柱」を把握できていないということ
1行で伝わらないものは、10行でも100行でも伝わりません。

文章は究極的には1行(40~50字以内)で要約することができる。
はじめに「1行ライティング」を行うことで、自分が伝えたい事柄の「柱」を把握する作業が大切です。
もちろん『世界一ラクにスラスラ書ける文章講座』では、1行ライティングのコツも詳しく解説されています。

 

満足のいく1行ライティングが書けたら、もう文章の半分を書き終えたようなものです。
あとは、その「柱」をガイドラインに、文章をふくらませていきましょう。

世界一ラクにスラスラ書ける文章講座(山口拓朗)

3つのレシピを組み合わせれば、どんな長文もこわくない

長文になればなるほど、どうしても話が脱線したり、支離滅裂になってしまい、
“読む人にやさしい文章”を書くのが難しくなります。

そんなときこそ、情報を整理する役割を持った「レシピ」を最大限活用すべきです。
今回ご紹介した3つのレシピをミックスすることで、どんな読者にも伝わりやすい文章を書くことができるようになります。

『世界一ラクにスラスラ書ける文章講座』まとめ

今回は『世界一ラクにスラスラ書ける文章講座』で紹介されている3つのレシピをご紹介しました。
わたしも、3つのレシピを知るまでは文章を書くことに抵抗がありました。

と同じように文章を書くことに苦手意識がある方は、きっと一度読んで損はない1冊になるのではないでしょうか。
本書を手の届くところに置いて、3つのテンプレートを身につけてしまいましょう!
(各章にちりばめられているコラム「SNSに効く小技」も個人的にオススメですよ)

『世界一ラクにスラスラ書ける文章講座』書籍情報

<オススメ度>★★★★☆
<ジャンル>ライティング

【著者】山口 拓朗
【出版社】株式会社かんき出版
【発行日】2019年12月16日
【ページ数】222ページ
【目次】
第1章 テンプレートは、文章を書くときの救世主
第2章 「列挙型」でストレスフリーな道案内をしよう
第3章 「結論優先型」で納得してもらおう
第4章 「ストーリー型」で共感を生み出そう
第5章 テンプレートミックスで長文を書こう
おまけ 各テンプレートが役立つシチュエーション集
コラム SNSに効く小技11選